女性特有疾患に対するエストロゲン代謝物の役割に関する研究

女性ホルモンであるエストロゲンは、女性生殖器官だけでなく男性生殖器官にも存在し、生体内の様々な生理作用に関与しているホルモンです。エストロゲンの代謝は、アルツハイマー小、骨粗しょう症、動脈硬化症、腫瘍、がんなどと関連があることが知られています。私は、従来排泄型とされていた抱合型エストロゲンが、健常妊娠と妊娠中毒症の場合で量的に異なることを見出しました。これらのことから、女性特有の疾患に抱合型エストロゲンがどのように関与しているのかを検討し、将来的には治療薬開発につなげたいと思っています。

薬学部
薬学科

准教授

博士(薬学)

高梨 香織
( タカナシ カオリ )

学位

博士(薬学):北海道薬科大学:2002年

研究分野

医薬化学/婦人科学

キーワード

遊離型エストロゲン/抱合型エストロゲン/カテコールエストロゲン/アンチオキシダント/抗がん作用

学会・社会活動等

日本社会薬学会北海道支部幹事

エピソード

卒業研究で学生さんと実験をしていると、その成長が手に取るようにわかります。実験の手技がどんどん上手になっていきます。そして、研究の内容について提案もしてくれます。卒業研究発表や作成した論文をみると、すごく感激します!

研究・学術活動

  • 論文(20件)
  • 会議論文(0件)
  • 紀要(0件)
  • 講演(47件)
  • 著書(1件)
  • 作品(0件)
  • 受賞(0件)
  • その他(3件)
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
Itoh S. , Shibutani S. , Ikegami M. , Watanabe S. , Santosh Laxmi Y.R. , Suzuki N. , Kohda K. , TakanashiK. , Yoshizawa I. Synthesis of oligodeoxynucleotides containing a single 6α- or 6β-diastereoisomer of N2-(estradiol-6-yl)-2’-deoxyguanosine American Chemistry Society, 19 3 450-456 2006/4
T. Satoh, Y. Tomikwa, K. Takanashi, Shi. Itoh, Shu. Itoh, I. Yoshizawa Studies on the Interactions between Drugs and Estrogen. Ⅲ. Inhibitory Effect of Drugs Reported to Induce Gynecomastia on the Glucuronidation of Estradiol. Biol. Pharm. Bull 27 11 1844-1849 2004/11
K. Takanashi, Y. Osanai, T. Kyo, I. Yoshizawa Comparison of ex vivo Inhibitory Effect between 2-Hydroxyeatradiol and Its 17-Sulfate on Rat Hepatic Microsomal Lipid Peroxidation. Lipids 38 8 847-854 2003/8
高梨香織 胎児胎盤由来の2-Hydroxyestradiol 17-Sulfate に関する研究−妊娠中毒の防御物質と推定されるアンチオキシダント− YAKUGAKU ZASSHI 123 6 398-411 2003/6
K.Takanashi, Y. Itoh, K. Watanabe, I. Yoshizawa Metabolism of [6,7-3H, 35S] Estradiol 17-Sulfate in Rats. Steroids 68 4 383-392 2003/4
Y. Itoh, N. Matsuda, K. Matsuura, K. Watanabe, K. Takanashi, H. Takagi, S. Itoh, I. Yoshizawa On the Structures of Hydroxylated Metabolites of Estradion 17-Sulfate by Rat Microsomes. Steroids 67 11 907-915 2002/11
Y. Itoh, K. Takanashi, S. Itoh, I. Yoshizawa High-Performance Liqiod Chromatographic Separation of Potential Hydroxylated Metabolites of Estradiol 17-Sulfate by Female Rat Liver Microsomes. Anal. Sci 17 5 659-661 2001/3
K.Takanashi, T. Honma, T. Kashiwagi, H. Honjo, I. Yoshizawa Detection and Measurement of Urinary 2-Hydroxyestra-diol 17-Sulfate, a Potential Placental Antioxidant during Pregnancy. Clin. Chem 46 3 373-378 2000/3
Y. Itoh, N. Matsuda, K. Harada, K. Takanashi, K. Watanabe, H. Takagi, S. Itoh, I. Yoshizawa Synthesis of 6- and 7-Hydroxyestardiol 17-Sulfate: The Potential Metabilites of estradiol 17-Sulfate by Female Rat Liver Microsomes. Steroids 64 5 363-370 1999/5
T.Kashiwagi, J. Yasuda, T. Yamamoto, H. Honjo, K.Takanashi, I. Yoshizawa Serum 2-Hydroxyestaradiol 17-Sulphate in Pregnancy. Endocrine. J. 46 3 453-458 1999/3
高梨香織、渡辺一弘、伊藤慎二、鎌田摩樹、本間貴史、吉沢逸雄 抗脂質過酸化作用を有するD環抱合型カテコールエストロゲンの妊娠期における役割 過酸化脂質研究 19 2 132-133 1995/10
高梨香織、渡辺一弘、伊藤慎二、鎌田摩樹、本間貴史、吉沢逸雄 D環抱合型エストロゲンの高速液体クロマトグラフィーによる一斉分離検出. 分析化学 44 10 793-796 1995/10
K.Takanashi, K.Watanabe, I. Yoshizawa On the Inhibitory Effect of C17-Sulfoconjugated Catechol Estrogens upon Lipid Peroxidation of Rat Liver Microsomes. Biol. Pharm. Bull 18 8 1120-1125 1995/8
T. Satoh, K. Watanabe, K.Takanashi, S. Itoh, H. Takagi, I. Yoshizawa Evidence of Direct Conversion of Testosterone Sulfate to Estradiol 17-Sulfate by Human Placental Microsomes. J. Pharmacobio-Dyn. 15 8 427-436 1992/8
I. Yoshizawa, K.Takanashi, K. Watanabe, T. Satoh, H. Honjo, K.Tanaka, N. Sakuragi, S. Fujimoto The Physiological Role of Estradiol 17-Sulfate during Pregnancy. J. Steroid. Biochem. Molec. Biol. 41 3-8 567-70 1992/3
K.Watanabe, K.Takanashi, S. Imaoka, Y. Funae, S. Kawano, K. Inoue, T. Kamataki, H. Takagi, I. Yoshizawa Comparison of Cytochrom P-450 Species Which Catalyze the Hydroxylateions of the Aromatic Ring of Estrdiol and Estradiol 17-Sulfate. J.Steroid Biochem. Molec. Biol. 38 6 737-743 1991/6
K.Watanabe, K.Takanashi, I. Yoshizawa lasma Estradiol 17-Sulfate and 2-Hydroxyestradiol 17-Sulfate Levels and Their Metabolic Clearance Rates in Rats. J.Steroid Biochem. 32 6 823-27 1989/6
渡辺一弘、高梨香織、吉沢逸雄 Determination of Estradiol 17-sulfate in Human Urin by a Direct Radioimmunoassay: Urinary Levels throughout the Menstrual Cycle. Steroids 52 1/2 123-36 1988/2
渡辺一弘、高梨香織、吉沢逸雄 17位硫酸抱合型エストロゲン類の抗脂質過酸化作用 過酸化脂質研究 12 51-54 1987/12
K.Watanabe, K.Takanashi, I. Yoshizawa Studies on the Metabolism of Conjugated Catechol Estrogen in Rats. J. Pharmacobio-Dyn 1986/7
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
三原義広、高梨香織、伊藤慎二 シラカバ樹液の抗酸化作用と生活習慣予防効果の検討 日本食品化学会第23回総会・学術大会 2017/6
小西真以、佐藤綾香、白井壮弥、三原義広、伊藤慎二、高梨香織 シラカバ樹液の機能性表示食品としての可能性検討のための基礎研究 日本薬学会北海道支部第144回例会(札幌) 2017/5
三原義広、高梨香織、伊藤慎二 小腸上皮様細胞(Caco-2)における不ラボ濃度膜透過性の分析 日本薬学会第137年会(仙台) 2017/3
佐藤綾香、白井壮弥、中尾凱、三原義広、伊藤慎二、高梨香織 過酸化水素による細胞傷害に対するシラカバ樹液の防御効果の検討 その2 日本薬学会第137年会(仙台) 2017/3
白井壮弥、佐藤綾香、大石悠斗、三原義広、伊藤慎二、高梨香織 過酸化水素による細胞傷害に対するシラカバ樹液の防御効果の検討 その1 日本薬学会第137年会(仙台) 2017/3
三原義広、高梨香織、伊藤慎二 フラボノイド及びその類縁化合物の小腸上皮細胞に対する膜透過性の検討 日本分析化学会第65年会(札幌) 2016/9
三原義広、高梨香織、若命浩二、伊藤慎二 ライチ由来低分子ポリフェノール中の抗腫瘍活性成分の分析と腸管吸収性の検討 第76回分析化学討論会(岐阜) 2016/5
三原義広、高梨香織、若命浩二、伊藤慎二 ライチ由来低分子ポリフェノール中の抗腫瘍活性成分の分析と腸管吸収性の検討 第76回分析化学討論会(岐阜) 2016/5
佐藤正和、大島啓司、三原義広、高梨香織、伊藤慎二 フラボノイドの小腸上皮細胞を介した膜透過性 日本薬学会北海道支部第143年会例会(札幌) 2016/5
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高梨香織、三原義広、伊藤慎二 ヒト胎盤性2-hydoroxyestradiol 17-sulfateの産生に関与するP450酵素特定の試み 日本薬学会第136年会(横浜) 2016/3
千田一輝、三原義広、若命浩二、高梨香織、伊藤慎二 ライチ由来低分子ポリフェノール(Oligonol)中の抗腫瘍活性成分の探索 日本薬学会第136年会(横浜) 2016/3
三原義広、高梨香織、伊藤慎二 シラカバ抽出物に含有するCYP1B1および1A1阻害活性物質の分析と腸管吸収性の予測 第13回次世代を担う若手のためのフィジカル・ファーマフォーラム(長崎) 2015/8
藤平恵理、高梨香織、瀧川喬之 卒業研究の成果を臨床現場に活かすためのファーストステップ—骨粗しょう症— 第62回北海道薬学大会 2015/5
高梨香織 化学に不安を持つ学生の学習支援—1年を通して— 日本リメディアル教育学会第10回大会(東京電通大学) 2014/8
高梨香織 1年生に対する学習支援の試み—1年を通して— 第61回北海道薬学大会 2014/5
高梨香織、高木英利、島森美光、石突諭 化学に不安を持つ学生に対する学習支援の試み—1年を通して— 日本薬学会第134年会[熊本) 2014/3
高梨香織、島森美光、高木英利 化学に不安を持つ学生に対する学習支援の試み—工夫を重ねて— 日本リメディアル教育学会第9回全国大会[広島修道大学)) 2013/8
高梨香織 化学に不安を持つ学生に対する学習支援の試み—工夫を重ねて— 第60回北海道薬学大会 2013/5
高梨香織、川嶋恵子、高木英利 化学に不安を持つ学生の学習支援の試み 日本薬学会第133年会(横浜) 2013/3
高梨香織、川嶋恵子、高木英利 化学に不安を持つ学生の学習支援の試み 日本リメディアル教育学会第8回全国大会(京都、立命館大学) 2012/8
高梨香織 本学の薬学教育センターの業務内容について 日本リメディアル教育学会北海道支部研究会 2012/3
川嶋恵子、高木英利、高梨香織 化学の理解度を向上させる自由セミナー—個人支援の効果 その3— 日本薬学会第132年会(札幌) 2012/3
高梨香織、石突諭、川嶋恵子、大野裕昭、小林弘幸、渡辺泰裕 4年生の基礎学力向上のための学習支援の試み 日本薬学会第132年会(札幌) 2012/3
高梨香織、川嶋恵子、高木英利 化学の理解度を向上させる自由セミナー—その2— 日本リメディアル教育学会第7回全国大会(福岡) 2011/9
高梨香織、川嶋恵子、高木英利 化学の理解度を向上させるための自由セミナーー個人支援の効果 日本リメディアル教育学会第6回全国大会(湘南工科大学) 2010/8
川嶋恵子、高梨香織、國仙久雄、高木英利 化学の理解度を向上させる自由セミナーー個人支援の効果 その2ー 第57回北海道薬学大会 2010/5
川嶋恵子、高梨香織、國仙久雄、高木英利 化学の理解度を向上させる自由セミナー?個人支援の効果 その2? ハイライトポスター 日本薬学会第130年会(岡山) 2010/3
湯浅慎司、浮穴健太、高梨香織、伊東佳美、伊藤慎二 CYP2C8によるestradiol 17-sulfateの2位水酸化 日本薬学会第130年会(岡山) 2010/3
河原伸弥、松下亜古、北谷沙織、本郷文教、高梨香織、佐藤誠二 当院医薬品情報室で扱った質疑事例の検証?医療スタッフから求められる医薬品情報とはー 第14回札幌病院薬剤師会会員発表会(札幌) 2009/10
小松健一、櫻井秀彦、水上徳美、今井幹典、大野裕昭、丁野純男、高梨香織、丹保好子、村岡早苗、山下浩、和田浩二、伊藤慎二、佐藤重一、高橋和彦、森田一彦、山下美妃、野呂瀬崇彦 北海道薬科大学2年生のPBL学習における意識調査(2)-チーム医療をテーマとして- 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
櫻井秀彦、小松健一、水上徳美、今井幹典、大野裕昭、丁野純男、高梨香織、丹保好子、村岡早苗、山下浩、和田浩二、伊藤慎二、佐藤重一、高橋和彦、森田一彦、山下美妃、野呂瀬崇彦 北海道薬科大学2年生のPBL学習における意識調査(1)-チーム医療をテーマとして- 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
田中三栄子、島森美光、小松健一、野村憲和、早川達、高梨香織、野呂瀬崇彦、佐藤重一 北海道薬科大学における学生の喫煙状況 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
高梨香織、川嶋恵子、國仙久雄、高木英利、 化学の理解度を向上させる自由セミナー-個人支援の効果- 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
高梨香織、水上徳美、伊藤慎二、國仙久雄、 演習授業における学生の理解度に対するサポートスタッフ導入の効果 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
島森美光、野呂瀬崇彦、高梨香織、田中三栄子、小松健一、早川達、野村憲和、佐藤重一 4年次実務実習における学生の医療人としての態度に関するアンケート調査(第2報) 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
湯浅慎司、高梨香織、伊東佳美、伊藤慎二 ヒト肝ミクロゾームによるestradiol 17-sulfateの水酸化代謝物の分析 第56回北海道薬学大会(札幌市) 2009/5
高梨香織、水上徳美、伊藤慎二、國仙久雄 演習授業における学生の理解度にたいするサポートスタッフ導入の効果(その2) 日本薬学会129年会(京都) 2009/3
高梨香織、伊藤慎二、高橋和彦 演習授業における学生の理解度にたいするサポートスタッフ導入の効果 北海道薬学大会第55回(札幌) 2008/5
島森美光、野呂瀬崇彦、高梨香織、田中三栄子、一戸貴行、猪爪信夫、上山俊夫、桜井光一、野村憲和、森本一洋、市原和夫 4年次病院・薬局実務実習における学生の医療人としての態度ー実習施設に対するアンケート調査ー 日本薬学会128年会(横浜) 2008/3
高梨香織、伊藤慎二、高橋和彦 演習授業における学生の理解度にたいするサポートスタッフ導入の効果 日本薬学会128年会(横浜) 2008/3
大野裕昭、高梨香織、小林弘幸、金岩孝夫、石突諭、渡辺泰裕、高橋和彦 北海道薬科大学におけるミニッツペーパーを利用した授業改善の試み(第2報) 日本薬学会127年会(富山) 2007/3
小林弘幸、石突諭、大野裕昭、高梨香織、金岩孝夫、高橋和彦 再履修生に対する多様な対策 日本薬学会127年会(富山) 2007/3
高梨香織 授業にスモールグループによるディスカッションを取り入れた場合の学生の反応 北海道薬学大会(札幌) 2006/5
大野裕昭、高梨香織、小林弘幸、金岩孝夫、石突諭、坂東英雄、渡辺泰裕、高橋和彦 北海道薬科大学におけるミニッツペーパーを利用した授業改善の試み 日本薬学会第126年会(仙台) 2006/3
小林弘幸、大野裕昭、高梨香織、金岩孝夫、石突諭、高橋和彦、坂東英雄 学業自己管理プログラムを導入した教育支援の試み 日本薬学会第126年会(仙台) 2006/3
金岩孝夫、石突諭、小林弘幸、高梨香織、大野裕昭、高橋和彦、渡辺泰裕 北海道薬科大学における成績評価の解析方法 日本薬学会第126年会(仙台) 2006/3
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
大和田栄治監修 早川達、渡辺泰裕編集 症例まるごと基礎から解析 臨床薬学総論患者ケアへのアプローチ 京都廣川書店 第4章高血圧 2010/4
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
著者 タイトル 発行元 ページ 発表年月日
高梨香織 自由セミナー「もやもや化学を晴れ晴れ化学にしよう」による1年生の学習支援の試み 日本リメディアル教育研究 11 2 173-179 2016/12
柏木知宏、東弥生、多田佳宏、柏木宣人、上島典子、藤原葉一郎、保田仁介、高梨香織、吉沢逸雄、本庄英雄 硫酸抱合型カテコールエストロゲンによる妊娠中毒症血管内皮障害防御と治療についての基礎的検討. 妊娠中毒症学会雑誌 4 215-216 1996/4
高梨香織、吉沢逸雄 ラジオイムノアッセイによる妊婦尿中エストラジオール 17-サルフェートの測定 臨床化学 21 1 26-29 1992/1